皆さんお疲れ様です。
今日の結論としては、成長産業へ長期投資しよう!です。
成長産業が分かれば投資しているよ!って話ですが、その国々の国策からある程度読み取れる部分もあり欧州の先進国であるドイツの記事が参考になったのでご紹介したいと思います。
IT技術の発展と回線の普及によりIoT、ICT化の流れがより加速していますね。
実際に日本でも工場のICT化は進んでおり、何十年も前の設備をネットワークにつなげ
設備の稼働率や状況を数値化することで予知保全などのソリューションが導入されています。
特に日本はインターネット回線が発達しており、最近では山奥にいてもネットにつながりどこでもWEBサイトへアクセスができ、現代社会においてはなくてはならないインフラとなっています。
下記グラフをご覧ください。
出典:OECD
工業国34ヵ国のブロードバンド契約に占める光ファイバー接続の割合を示した図となります。実は欧州で一番の先進国であるといっても過言ではない「ドイツ」は29位。
デジタル時代への適応が進まず悪戦苦闘しており、同国の政策当局も、そのことを危惧しているといいます。メルケル首相は、ドイツが抱えるデジタル基盤の不備に対処することを、最後とみられる首相4期目の優先課題と位置づけ、「われわれの未来の繁栄はそれにかかっている」と発言もしています。
では、なぜドイツのデジタル化が進まないのでしょうか?
答えは簡単です。貧弱なインターネット環境・基盤のためデジタル化の事業モデルが実行に移せないのです。
OECDによると、ドイツ企業のわずか16%しか「生産性向上の主な促進剤」であるクラウドサービスを利用しておらず、これはOECD加盟国平均の25%をはるかに下回り、57%のフィンランドや48%のスウェーデン、そして45%の日本などに比べ、大きく出遅れています。
ドイツの連立政権は、2025年までに高速・大容量のインターネット網を全国に普及させると約束しており、ドイツ全土に光ファイバー網の敷設を目指している。OECDのデータによれば、光ファイバーによるブロードバンド普及率がわずか2%のドイツに対し、日本は76%、ラトビアは62%、スウェーデンは58%に達しています。
OECDのリポートによれば、ブロードバンド投資によってドイツの平均インターネット接続速度が2025年までに上位10カ国の平均に追いつくなら、10年後には1人当たりの国内総生産(GDP)は3%増加すると推定しています。
このように、ドイツでは高速インターネット回線もとい回線環境の構築がこの先の経済ひいては国力に影響し国策として環境を作っていくと断言しています。
このような国策が見えている状態であれば、国策に関連する企業の銘柄を購入することでキャピタルゲイン・インカムゲインを狙っていけるのではないでしょうか。
経済のトレンドを読み解くことは非常に難しいです。
私にはわかりません・・・
しかし、国策であれば理解できる部分も多分にあると思うのです。
こういった情報を参考にしながら銘柄選びをしてみてはどうでしょうか?
では、引き続きよろしくお願いいたします!