皆様お疲れ様です。
かえるです🐸
本日の結論は、
投資先は自分が消費者の立場で考え決めよう!です。
seven dreamers laboratories(セブンドリーマーズラボラトリーズ)
という企業をご存知でしょうか?
同社は、睡眠サポート器具「ナステント」やタイトルにもあります、世界初の全自動衣類折り畳み機「laundroid」(ランドロイド)の開発を手がけていた企業です。
laundroidの開発にはパナソニックと大和ハウス工業も参入し、2017年度の一般販売を目指していたそうです。同社は、両社から2018年9月に第三者割当増資で10億円を調達していたそうです。
この全自動折り畳み機は以前、テレビで紹介されていましたね。
ちょうど私もテレビで紹介していた時に観ていたのですが、誰が購入するのだろうと不思議でした。そもそも、価格が185万円と一般人が手を出せる価格でありませんし、機器も大きいのです。
基本スペックは下記となります。
折りたたみ量:1回で約30枚の衣類を投入可能
所要時間:1枚約5分~12分(衣類の種類により異なります)
サイズ:高さ約2m20センチ×幅約87センチ×奥行約63センチ
重量:約150キログラム
相当大きいですね。間違いなく邪魔になります。
そこら辺の冷蔵庫より大きいです。
その機能は、服を畳むだけです。そんな機能のでかい箱に185万円も払うメリットは私には感じられません。更に残念なことに、この衣類折り畳みロボのlaundroid事業の譲渡は難航するかもしれない。との事。
よっぽどの金持ちで畳むことが億劫であれば、購入するのかもしれません。
資金を捻出したパナソニックと大和ハウス工業もなぜ?投資したのでしょうか?
双方とも一般消費者をメインとして商売している企業でありながら、なぜ?と思ってしまいます。(関係者の方大変申し訳ございません・・・)
そもそも、一般消費者をターゲットにしていないのかもしれませんが・・・
現代では、様々なベンチャー企業が資金を調達し話題となっています。
例えば、ベンチャー企業に投資をしようと思った際に、自分がその企業の商品を買うかどうか?消費者の目線で投資判断をすることがいかに重要であるかこの事例からわかるのです。
有名企業から、大型の資金調達をできたとしても、自分が消費者であった場合、絶対に買うことないなと感じた場合、個人差もあると思いますが、消費者には必要とされない商品なのではないでしょうか。
勿論、ITなど一般消費者には理解できない分野もあり、すべてに当てはまるわけではありません。ただ、有名企業から調達できた、有名人が良いと発言したなどの一部の情報のみで投資先を決めるべきではないと思うのです。
例え失敗しても、自分が納得して選んだ投資先なら損しても納得できますがね。
本日は、投資先を選ぶときはその企業の商品を消費者の目線で考えてみよう!でした。
では、引き続きよろしくお願いいたします。