かえるの米国株投資生活

米国株を中心とした投資で不労所得生活を夢見るサラリーマンです!

初心者が考える高配当個別株の選び方 その①

f:id:syuichix:20190107211925j:plain

皆さんお疲れ様です。

皆様は個別株を購入に至る際にどういった視点で購入すると決めますか?
様々なブログで企業紹介をしており、その解説のレベルの高さはすさまじいのもがります。ただ、私のような初心者がその細かいデータを見たところで、儲かるのか、お買い得な企業なのか正直わかりません。

自身のためにも個別株を購入する際のきちんとした初心者なりの基準をもって購入していきたいと思っています。有名ブログで紹介された銘柄だから購入する!などといった購入方法では自身の成長がありませんし・・・
自身の投資方法とリンクさせ、納得し自信をもって購入したいものです。

まず、自身の投資スタイルをきちんと決める。


配当狙い(インカムゲイン)なのか、成長株に投資し売買(キャピタルゲイン)を行い資産を増やすのか。自身の投資テーマをきちんと定めることが重要だと感じています。
例えば、キャピタルゲインを狙う投資スタイルであれば、今のAmazonのような企業を探せばよいのですw(出来たらやっているって話ですね)

 

まあ難しいですね。正直日本株であっても今後株価が倍になる株など全く分かりません。ましてや、米国株であると、まず米国に住んでいないですからね。なにより雰囲気が掴めませんし。

 

私は勿論インカムゲイン主体でありますので、より多くの安定した、そして欲を言えば増配してくれるであろう、高配当をくれる個別株を購入を目的としています。

このように、大筋の自身の投資スタイルをきちんと決め購入株を決めるべきと思います。

では配当狙いでの株購入基準は?

 

大前提として減配、無配当の可能性のない個別株を購入すべきです。

つまり、タコ足配当をしていないかが重要となります。

 

では、タコ足配当とは何か?

企業が配当を出せるのは利益が出ているためです。
当然ながら、利益が出ていない企業は利益以上の配当金を払うことができません。
ですが、利益が出ていない企業でも、企業内資金や資産から配当金を捻出することがあります。

タコ足配当は、投資家に自社株を売られないように、株価を下げないために、無理してでも現状維持の配当をし続けようとします。


先に説明した通り、配当は本来利益から出すものですが、自身の身を削って、身の丈以上の事をしているのです。後々は配当実施が困難になり、最悪配当を辞める無配当といった結果に陥ります。配当狙いの投資スタイルでは無配当株に興味はありません。


いかに継続的に高配当をし続けてくれるかが何より重要なのです。

では、タコ足配当を避けるためにはどうするか?

 

各企業の配当性向を参考とします。
配当性向は、20%~30%が一般的と言われております。

80%や100%以上といった配当性向を超えている企業もあります。

 

配当性向の計算式は下記です。

 

配当性向(%)= 1株当たり配当額 ÷ 1株当たり当期純利益 × 100

 

配当性向が高ければ高いほど、利益から多くの配当金として株主に還元していのです。ただ、この配当性向が高ければ良い訳ではありません。高すぎる配当性向は事業成長に資金を向けられず、これ以上の増配の可能性の薄くなってします。

 

逆に低い配当性向の企業の場合は、今後の増配の可能性があります。

ただ、REITのように、利益の大半を株主に還元する業態もあるので一概には言えません。REITは特別でありますが、タコ足配当を避けるためにも配当性向がひとつの目安になることは間違いありません。

日本株の例となりますが、数年前話題に上がった「大塚家具」がタコ足配当の良い例であると言えます。

 

2013年度の配当性向・・・87%に対し
2015年度の配当性向・・・412% かなり高い数値となっています
2017年度の配当性向・・・‐9.7%

 

投資家から自社株を売られないように安定した配当を出していたのですね。
しかし、2017年度にはマイナス数値すなわち、自社資金から配当を継続
していたのです。

 

このように無理をした配当は、後の減配、無配になるかもしれません。
インカムゲイン主体の投資家にとって危険な状態であるといえるでしょう。

 

配当性向調べ、タコ足配線となっていないか。
きちんと調べることが重要であるとわかりました。

しかし、REITやたばこ株のようにそもそも配当性向が高い企業もありますので
注意しながら企業選びをしたいものです。

 

では、引き続きよろしくお願いいたします。