皆さんお疲れ様です。
皆様日本理化学工業という企業をご存知でしょうか?
チョークをはじめとする文房具・事務用品の製造販売を行う企業であります。
なぜこの企業をご紹介したのかというと知的障碍者雇用に力を入れており、1960年に女性の知的障害者を採用したころから始まり現在でも障害者を採用し続け、1960年に入社した第一期の知的障害者は、60歳の定年を迎えた後も嘱託社員として、それぞれ68歳(53年間)、65歳(48年間)まで勤務していたそうです。
この日本理化学工業で代表を勤めていたのが『大山泰弘』氏です。
大山氏が「「働く幸せ」の道」という本を執筆されています。
働くことがつらいと感じるサラリーマンにぜひ読んでいただきたいと思い、本日ご紹介させて頂きました。
大山氏は著書内で知的障害者を採用した当初は障害者に対し知識もなく、理念もなかったとの事でした。採用に関してもちょっとした同情心となりゆきで始まったものであったそうです。ですが、彼らから多くのことを学んだと本には記載されており、働くことの意味を学んだとの事です。
著書には人間の幸せは、働くことによって得られるとあり、その幸せとは
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人に愛されること
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人に褒められること
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人の役に立つこと
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人から必要とされること
仕事を通して愛されること以外得られると著書にはありました。
当初大山氏は工場で働きつらい思いをするよりも施設で過ごしたほうが彼ら(障害者)のためになるのではないかと思っていたそうです。
しかし彼らは施設には戻ろうとせず休憩時間になっても手を休めようとせず一心不乱に作業に打ち込んでおりその頑張りようが不思議であったそうです。
なぜ頑張れたのか?大山氏はあることで働くことによって幸せを得られると気づいたそうです。彼らは「上手にできたね」「がんばったね」褒められること「ありがとう」感謝され「君がいて助かる」と必要とされることで輝かしいほどの笑顔を見せたそうです。このことがきっかけとなり、人は仕事をすることで、ほめられ、人の役に立ち、必要とされることで生きている喜びを感じることができると著書にありました。
普段の会社では褒めらることも感謝されることも少ないかもしれません。
ですが、顧客から必要とされることは多いのではないのでしょうか?
また、逆に同僚や部下に対し「褒めて・感謝を表し・必要性与える」ことで他人を
仕事を通して幸せに出来る事も可能と言えます。
私も本来は仕事を通して得られる幸せは多いと思っています。
だた、日本の労働環境がそれを見えないように感じないないようにしてしまっている原因となっているかもしれません。
仕事で悩んだとき疲弊してしまったときにぜひお読みください。
働くことの意味を見いだせるかもしれません。
では引き続きよろしくお願いします!